デバイスレビュー

BenQ ZOWIE G-SR-SE レビュー

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今回の記事ではBenQ ZOWIEが販売するマウスパッド『G-SR-SE GRIS』をレビューします。

 本記事で紹介するマウスパッド

BenQ ZOWIE G-SR-SE

定価:4980円 (2024年1月時点)

はじめに

BenQ『G-SR-SE』シリーズは2018年の発売以来、CS:GOやVALORANTでおなじみのLaz選手や、APEX LEGENDSではselly選手といった様々なFPSタイトルのトッププロが愛用してきた人気マウスパッドです。Overwatch2では本ブログでも紹介したVARREL所属のNico選手も使用しています。


ここ数年での国内でのFPSブームの高まりからG-SR-SEの供給量が追い付かず、『DEEP BLUE』モデルの販売時期では定価の数倍で転売されていたことも記憶に新しいです。最近になってようやく安定して購入できるようになってきた印象です。


そして今回はその最新モデルである『G-SR-SE GRIS』を購入したのでレビューしていきます。

外観と中身

長方形で黒色のよく見られる外箱です。マウスパッドが丸められて入っています。中身はマウスパッドのみです。開封した段階では端に少し巻き癖が残っていましたがそのまま使用しても問題ない程度です。開封から一週間ほどでほぼまっすぐになりました。

デザインとサイズ

黒色をベースにしたシックな印象で、ZOWIEの『Z』が描かれているこれまでのG-SR-SEシリーズを踏襲したデザイン。

470×390 mm、厚さ3.5mmのゲーミングマウスパッドとして標準的なサイズ。

表面と裏面

表面は一般的な布製マウスパッドといった感じでサラサラしており、指でなぞると少し引っ掛かりを感じます。また、耐摩耗・耐湿性を高めるコーティングがされており毛羽立ちはほとんどありません。

裏面は密度の高いラバー素材でできています。使用中でもズレることは一切ありませんでした。

使用感

使用したマウスはLamzu Atlantisでソールは純正です。

『KovaaK’s』 『OSU!』 『Overwatch2』にて実際に使用してみました。この記事では上記のようなエイムの要素が高いゲームでの使用を想定してレビューしています。

第一印象としては癖がなく扱いやすいマウスパッド、といった感想でした。マウスを滑らせた時の初動は重くもなく軽くもないちょうど中間といったところで、滑走速度に関しても平均かやや遅め、という感じです。

定番モデルと比較すると、ロジクール G640より少し遅く、VAXEE PAより少し速いといったところです。またマウスの滑走時には一貫した安定感があり、これにはマウスパッド中間層の品質の高さと表面のコーティングが関係していると思われます。

表面コーティングは滑りの良さをアシストするだけでなく、湿気への対策や耐久性の向上も図る目的があります。縦横の滑りに関しては、横方向に比べて縦方向の滑りが若干遅く感じました。

ゲーム内で使用した感想は全体的に出来の良いバランスのとれたマウスパッド、という感想です。フリックエイムに関しては滑走速度がやや遅めであることもあり狙った位置で止めることができ、ターゲットを次々狙うスイッチングエイムも得意分野であると感じました。

トラッキングエイムに関しても滑走時の安定性の高さからしっかりこなすことができます。しかし切り返し時に少しだけ重く、もたつく感覚があります。そのため『KovaaK’s』のトラッキングシナリオや、『OSU!』のHRやDTといったスピードが速く正確なトラッキングを要求される場面では操作のしづらさを感じました。

まとめ

G-SR-SEの性能を5つの項目に分けてグラフにしました。

今回はBenQ ZOWIEのマウスパッド『G-SR-SE GRIS』をレビューしました。全体的に高水準でまとまっているハイレベルなバランス系マウスパッドであり、これ一枚であらゆるタイプのエイムに対応することができます。滑りは平均かやや遅めで、トラッキングエイムよりフリックエイムを重視する方にオススメのマウスパッドです。

入手性と価格を考慮した総合評価 4.5

BenQ ZOWIE G-SR-SE

定価:4980円 (2024年1月時点)

気になる方はぜひ試してみてください。

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