デバイスレビュー

ow2のプロ使用率No.1! ロジクール『G640s』レビュー

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今回の記事ではロジクールが販売するマウスパッド『G640s』をレビューします。

 本記事で紹介するマウスパッド

ロジクール G640s

定価:3,067円 (2024年1月時点)

はじめに

『G640』シリーズはゲーミングデバイスメーカー最大手であるロジクールが販売するマウスパッドであり、FPSに限らず多くのゲームタイトルで使用されてきたまさに定番中の定番マウスパッドです。特筆すべきはその入手性の高さで、多くの通販サイトで潤沢な在庫数を抱えているほか、デバイスショップの無い地域の家電量販店でも取り扱われています。


そのため初心者が最初に選ぶマウスパッドとしてこの『G640』が選ばれていることが多い印象です。そんな『G640』は初心者向けで性能があまり高くないと思われがちですが、当ブログでも取り上げているOverwatch2のプロ選手の中では最も使用率の高いマウスパッドでもあります。


今回はその定番マウスパッドである『G640』をレビューしていきます。

外観と中身

外箱はグレーで長方形のよくみられるタイプです。マウスパッドが丸められて入っています。中身はマウスパッド本体と保証書、マニュアルが同封されています。

巻き癖に関してですが、製造から日が経ってない個体だったためか開封段階から巻き癖はまったくありませんでした。(通販サイトで購入、個体差の可能性あり)

デザインとサイズ

黒一色の表面と右下にロジクールの『G』を表すグレーのロゴのみのシンプルなデザインです。
サイズは460×400mm、厚さ3mmです。

表面と裏面

表面の布はかなりきめ細かく作られており、他の布製マウスパッドと比べても引っ掛かりのない素材でできています。右下のロゴ部分だけは別素材のため操作感に違いがあります。

裏面はゴム素材のラバータイプです。旧モデルは青色でかなり目立っていましたがG640sから黒色に変わっています。
滑り止めはあまり強くありません。通常のゲームプレイ時にズレることはありませんが、マウスを置きなおしたときや大きくマウスを動かす場面では少しズレる時がありました。

使用感

使用したマウスはLamzu Atlantis(純正ソール)、VAXEE ZYGEN NP-01(Arc2)です。

『KovaaK’s』 『OSU!』 『Overwatch2』にて実際に使用してみました。この記事では上記のようなエイムの要素が高いゲームでの使用を想定してレビューしています。

『G640s』はほどよく止まりそれなりに滑る、といったバランスタイプのマウスパッドです。バランスタイプの布製マウスパッドの中ではそこそこ早めの滑走速度で、初動の滑り出しもそこそこ軽くマイクロフリックもやり易いです。止めに関しては狙った位置でしっかりと止めることかできる印象ですが、マウスパッド本体の厚みが3mmと薄く、クッション性があまりないため力んで止める人は少し注意が必要です。全体的に癖の無いマウスパッドで初心者でも扱いやすく、特に滑りのフィーリングは個人的にかなり好きな部類です。


しかし縦横の滑走速度と初動の軽さに体感できる差があり(縦方向が遅く横方向が速い)、距離の長いトラッキング、とりわけ上下移動を伴う場合にかなりマウス操作に不快感を覚えました。
また、使用したマウスのソールが大きめのものであることもあってか切り返しやマウスを持ち上げて位置をなおす時に若干もたつきを感じました。これに関しては汎用ソールなどの面の小さいものを使用することで解決できるかもしれません。

耐久性に関してですが、布製マウスパッドの中でもあまり高くない方であると感じます。使用頻度にもよりますが、大体1,2ヶ月で表面のよく使用する箇所の滑りが悪くなる印象です。耐湿性も低く、自分の環境では湿度が45%あたりになると普段より滑りが遅く感じました。

まとめ

G640sの性能を5つの項目に分けてグラフにしました。(数値はあくまで個人の体感です)

今回はロジクールのマウスパッド『G640s』をレビューしました。低価格で入手性もよく、ゲームジャンルを問わず初心者から上級者までオススメすることのできるマウスパッドです。
ただ品質は価格相応であり、よりよい性能を求めている人や使用シーンが決まっている人には向いていないかもしれません。

総合評価 4.0

ロジクール G640s

定価:3,067円 (2024年1月時点)

他にも様々なデバイスをレビューをしているので気になる方はご覧ください。

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